松風馬事センター:現在の馬体重は484kgです。 現在は角馬場での15分程度のダクでの乗り込み後にトラックを17/F程度キャンターで3200m程度乗り込んでおります。 まだ馬齢なりの緩さはあり、スピードを上げてきていない段階ではありますが、体幹がしっかりとしていて水準以上の能力があるように感じております。 性格も素直で扱いやすく普段も落ち着いていますので、もう少し馬体重は戻ってもいいと感じています。 腰が高くなってきているような印象があり、身体の成長にエネルギーを持っていかれているのかもしれません。 見た目には細さは感じさせませんし、体調も良く、調教でも元気一杯ですので、運動をさせながら飼い葉をしっかり食べさせて行きたいと思います。 ゲート練習も順調で、あと1~2週間程度でクリアできるレベルになると思っております。
松風馬事センター:現在の馬体重は482kgです。 到着後に少し楽をさせて488kgまで馬体重を戻したのですが、月曜から動かし始めたところ、今日時点では少し馬体重が減っている状況です。 ガレている様子ではありませんが、もう少し余裕があった方が良いと思うので、動かしながら飼い葉を食べさせて馬体を作っていきたいと思います。 身体が戻り切っていない分まだ力強さの面で物足りなさは感じるものの、体幹はしっかりしているので素質の良さは感じております。 トモの大きさが目立ちますので、トモ幅が出てくるとより良さが出てくると見ております。 水曜からゲート練習を始めておりますが、枠入りから駐立、発馬までの流れはすぐに理解しており頭の良さを感じます。 身体をしっかり作って、まずはゲート試験を早めに目指せるように頑張りたいと思います。
ファンタストクラブ:今週の火曜日に松風馬事センターに向けて旅立ちました。 最後までしっかり乗り込めましたし、体調面など良好な状態で送り出せて良かったです。 この後も順調に進むように願っています。松風馬事センター:水曜に無事到着しました。輸送で馬体重は大きく落としていますが、到着した時の外見は立派でしっかりしている印象です。環境が変わっても落ち着いた様子で、熱発もなく元気です。歩様も問題ありません。久保田厩舎は2歳馬のゲート試験を積極的に進めている状況ですので、その中に入れるようにこの後しっかり進めて参ります。到着時馬体重479kg
火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周乗った後に、ウッドチップ坂路を併走で1本15/Fで登坂させました。 金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダート坂路を単走で2本16/Fで登坂させています。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2〜3周乗っています。 坂路では指示より早い時計での登坂となっています。 今週もしっかり負荷をかけて乗り込みました。もう少し軽い動きができるようになって欲しいところはありますが、それでも坂路調教では最後まで集中力を持ってしっかり自分の動きが出来ています。 ここまで乗り込んできましたが大きな問題もなく来られたのは良かったですし、退厩までしっかり調教を行なって良い状態で送り出したいです。 馬体重507kg
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周乗った後に、屋内ダート坂路を単走で1本15/Fで登坂させました。 木曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2周させ、ウッドチップ坂路を単走1本で15/Fで登坂させました。 金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周させ、ウッドチップ坂路を単走で1本15/Fで登坂しました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2〜3周乗っています。 気性が安定しており、他の馬に左右されることなく自分の動きが出来ています。コンスタントに乗り込んでいますので、少しずつ体力が強化されている印象です。トモの大きい馬ですので、ここから更に鍛えていきます。 久保田調教師に調教進度を報告し、4/22週に美浦近郊の育成場に移動させることとしました。 まずはゲート試験を通した上で競馬の準備を進めたいとのことで、間に合えば函館から使っていければとのことでした。 3月に本馬を見た際には、トモのボリュームが凄く短距離から中距離の競馬に向いてそうですので、北海道での競馬で行きたいと考えております。 パワーがありそうですので、楽しみにしておりますとのことでした。 移動先は松風馬事センターを予定しております。
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周乗った後に、屋内ダート坂路を単走で1本15/Fで登坂させました。 金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周させ、屋内ダート坂路を1本15-14で登坂しました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2~3周乗っています。 先週金曜日に天候不良で調教を休んだ分、良いリフレッシュになったようです。 トモにハリが出てきており、このまま乗り込んで更にパワーアップさせたいですね。 気性面では特に問題もなく、手を煩わせるところなどはありません。 馬体重507kg
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周乗った後に、屋内ダート坂路を併走で1本16-15で登坂させました。 金曜日は悪天候のため調教を中止としました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2~3周乗っています。 冬場の調教を休まず継続してきましたので、走りや馬体の成長曲線が上がってきているのが見てわかりますね。 坂路ではしっかり併走馬に併せながらも前の馬を追うように勢いよく最後まで走り切れています。調教後は飼葉をしっかり完食していますし、体調面も問題ありませんのでこの調子で乗り込みを進めていきます。
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周させてから、屋内ダート坂路を単走で1本16-15で登坂させました。 金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで4周させてから、屋内ダート坂路を単走で1本16-15/Fで登坂させました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2~3周乗っています。 今の調教内容では特に問題なく、順調に進められています。また、雄大な馬体を使ったダイナミックな動きができるようになってきています。 調教では先頭で走らせていますが落ち着いており、自分の走りができています。 馬体は上に伸びてきていますが、キ甲が出てきたらまた変わってきそうです。 疲れが出てくる時期でもありますので、状態をしっかり見極めながら調教メニューを行なっていきます。 馬体重501kg
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周させてから屋内ダート坂路を1本16-15(併走)で登坂させました。 金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周させてから屋内ダート坂路を1本16-15(単走)で登坂させました。 本数を重ねていく内に、素軽さが出て動きが良くなってきました。馬格がありますので全体的にまだ緩さはありますが、軽快な動きが出来るようになってきています。 火曜日に久保田調教師が来場し、本馬を確認されています。 「トモに幅があり、パワーがありそうですね。洋芝などに合いそうな印象です。最初に見た時よりも馬体が大きく成長して、イメージ通りにきています。サンデー系の馬とは違ったタイプですが、どのような走りをしてくれるのか楽しみです。このまま順調に行ってくれれば、夏の競馬を目指して行きたいですね。」とコメントをもらっています。
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周させてから屋内ダート坂路を1本16-15で登坂させました。 金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周させてから屋内ダート坂路を1本15-15で登坂させました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2~3周乗っています。 今週は併走で登坂させました。指示よりも時計が早くなってしまいましたが、収縮姿勢が出来ていますので、併走馬にしっかり併せて登坂できるよう気をつけて進めていきます。 落ち着いて調教に取り組めていますので、この調子でしっかり乗り進めていきます。 馬体重497kg
ファンタストクラブ:火曜日は大雪の影響で坂路が使えなかったため、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを5周、ダクから軽めのキャンターで乗りました。 金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周させてから屋内ダート坂路を1本16-15で登坂させました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2~3周乗っています。 落ち着いて調教に取り組めていて、騎乗員の指示にもしっかり応えられています。 余裕のあった腹回りも徐々に引き締まってきていますが、馬体重は維持できていますので、緩急をつけたメニューを行いながら馬体の成長を促していきます。
ファンタストクラブ:火曜日と金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを3周ダクから軽めのキャンターで走らせた後に、屋内ダート坂路を1本16-15で登坂させました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2~3周乗りました。 舌の傷は良くなっており問題ありませんので、先週後半からは他馬と同じメニューで進めてきております。 調教メニューをしっかり重ねてきており、調教を始めた頃に比べると素軽さが出てきて、坂路調教でもよいリズムで登坂できています。身体もしっかりしてきましたので、ここからの更なる変化に期待しながら進めていきます。 馬体重495kg
ファンタストクラブ:火曜日はマシン運動の際に馬具で舌を切ってしまいましたので、調教はお休みとしました。 その代わりに、水曜日に角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを3周ダクから軽めのキャンターで走らせた後に、屋内ダート坂路を1本16/Fで登坂させました。 金曜日は降雪の影響で坂路コースが使用できなかったので、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダク1周、軽めのキャンター3周、ダク1周で乗りました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2~3周乗りました。 通常メニューの調教ができていますし、飼葉はしっかり食べていますので舌の状態は回復してきている様子です。調教を重ねるごとに動きは良くなってきていますので継続して乗り込んでいきます。
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを3周ダクから軽めのキャンターで走らせた後に、屋内ダート坂路を1本17-16で登坂させました。 火曜日に少し早い時計で乗り込みましたので、金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで5周乗って少し楽をさせています。 ゲートを通す練習もしましたが、問題なく通過出来ていました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2~3周乗りました。 ペースアップにも対応できていて、坂路も真っ直ぐ登坂できています。 基礎体力をつけるためにも、もうしばらくはこのペースで乗り込みを進めていく予定です。
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを3周ダクから軽めのキャンターで走らせた後に、屋内ダート坂路を1本20-18で登坂させました。 金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで3周乗り、屋内ダート坂路を1本17/Fで登坂させました。 他の日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで2~3周乗っています。 トモが大きい馬ですので、しっかり筋肉をつけていきたいです。馬体はもう少し背中が伸びてくればと思います。 体調管理に気をつけながら、この調子で乗り進めていきます。 馬体重485kg
ファンタストクラブ:火曜日は雪の影響で屋内坂路コースが使えなかったため、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを軽めのキャンターで3周、ダクで2周乗りました。 金曜日も雪の影響で屋内坂路コースが使えなかったため、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクで1周、軽めのキャンターで3周、最後にダクで1周乗りました。 その他の日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで2〜3周乗っています。 現在は基礎体力を付けるためにも毎日乗り込みを継続しています。騎乗員の指示に対応できていますのでこの調子で乗り進めています。
ファンタストクラブ:火曜日と金曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクから軽めのキャンターで2周乗った後、屋内ダート坂路を1本17/Fで登坂させました。 他の日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを2〜3周軽めのキャンターで乗っています。 寒い中でも順調に調教が進められていますので、状態を確認しながらペースを調整して乗り込んでいきます。
ファンタストクラブ:火曜日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクからハッキングで2周乗った後に、屋内ダート坂路 を1本ゆっくり登坂させました。 金曜日は、角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをハッキングで2周乗った後に、屋内ダート坂路を1本17/Fで登坂させました。 他の日は角馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースを2〜3周ハッキングで乗っています。 集団行動にも慣れてきて、少しずつペースを上げて調教を行えています。 寒暖差の激しい冬となっていますので、体調管理に気をつけながら進めていきます。 馬体重483kg
ファンタストクラブ:年末年始の休みがありましたので、今週木曜日から調教を再開しています。各馬場でウォーミングアップ後に屋内ダートコースをダクからハッキングで4周させました。 団体行動に慣れさせながら落ち着いて調教ができるよう進めていきます。
ファンタストクラブに移動し、調教を開始しています。 画像は移動直前のものとなります。馬体重497kg *次回の更新は1月5日を予定しています。
馬体重490kg
[馬体・背景など] ・父ピナトゥボはShamardal産駒の種牡馬で、2歳での競馬は6戦無敗。特筆すべきはヴィンセントオブライエンナショナルステークスでの9馬身勝ちを収め、その後のBHAから認定されたレーティング128はフランケル126を超えて、21世紀の2歳馬最高レーティングとなりました。 ・Shamardal産駒は日本ではライトオンキュー(G3)がおり、中央の勝馬率は38.5%と高いレベルで安定した成績を収めております。本馬はShamardalの孫になりますが、日本の競馬への適性の可能性は高いと見ております。 ・本馬の世代が初年度産駒で、今年のタタソールズの1歳馬のBook1には12頭の上場が予定されるなど、欧州では期待の高い種牡馬となっております。 ・本馬の現在の体高は157cmで半兄キングズロアの昨年の同時期の体高と同じです。父ピナトゥボが最終的に162cmでしたので、中型の競走馬になると見ております。 ・トモの大きさが特徴的で、面積だけでなく幅を備えており、しっかりとした筋肉を支えるフレームの骨量も十分ありますので、これから始まる調教に耐えるだけの身体を既に備えているように見ております。 [気性面] ・穏やかな気性ですが、一度放牧地に入ると先頭を競うようにいつまでも走っているタイプです。本馬を預託していたイギリスのナショナルスタッドに馬を見に行った際には、放牧地でなかなか捕まえられずスタッフ総出となり、結果2時間ほど待つことになりました。 [期待するコース・距離適性・成長速度など] ・平均的なサイズで十分強い身体に成長しておりますので、2歳9〜10月くらいのデビューかもう少し早い時期も視野に入れて進めていけると思っています。 ・父ピナトゥボが芝1400m〜1600で強く、母キトゥンズロアのG2勝ちは1600m、G1 2着が2000mという実績から、1600mを中心に1400〜2000mでの活躍を期待しております。 母父(BMS) 母の父キトゥンズジョイはアメリカで2013〜2018年まで芝のリーディングサイアを獲得しており、日本に輸入された産駒ではダッシングブレイズやジャンダルムなどの活躍馬やクラブ3勝馬のルヴォルグなど、母父キトゥンズジョイは日本競馬への適性をより高める血統になると思っております。 [FYI ; ご存じかと思いますが ] ・種牡馬ピナトゥボの種付け料は約700万円(Stg 35,000)と初年度としては高額な部類に属しており、今後が期待される種牡馬と言えます。 久保田貴士調教師 (2023.9.27時点) 開業20年目 中央勝利数 497勝(今年度は募集時点で24勝) 美浦2003年開業以降堅実な成績を収めてきており、近年はG1 2勝のマリアライトやG3 2勝のイルシーヴパンサーなどの活躍馬を育てるなど、円熟期を迎えている調教師です。 素質馬を育てる育成ノウハウの引き出しが多く、期待の大きな本馬の能力を最大限引き出しながらより大きな舞台へ挑んでくれることを期待したいと思います。
[体重kg / 体高cm / 胸囲cm / 管囲cm] :465 / 157 / 179 / 20.0 (9/22時点)